ARPAシミュレータ室

総合実習棟

ARPA(アルパ)は自動衝突予防援助装置のことで、船舶の衝突防止のために航海用レーダに付加される装置です。
ここでは、2隻の船の船橋(ブリッジ)を模擬したブースを2箇所設け、海域の様子の再現ビジュアルを追加しています。設定海域、船の大きさ及び気象条件などを変更することにより、様々な条件の下での、模擬航海が可能になります。
また、隣室には、ECDIS(電子海図)の訓練装置も設置しています。

ギャラリー

実際の船舶と同様のレーダ情報の処理や法規にのっとった操船訓練を行うことにより、航海当直を担う実践力が身につきます。
4級海技士(航海)取得のためには、ARPAシミュレータによる講習が義務付けられており、学校のカリキュラム内で受講することができます。

学生A

多様な海域でのリアルなシミュレーションが出来ることで、操船に必要な考え方や技術を身に付けることができた。

学生B

かざはやでは出来ない難しい航路を操船した。関門港を無事故で通過できて嬉しかった。

学生C

死ぬ気で他船を衝突させようとする教官と、それを死ぬ気で避ける僕らの戦い。
注:学生の練習のために教官がわざと危険な状況をつくっている。

FAQ

よくあるご質問

令和4年3月25日(金)開催予定の学校説明会についてお知らせいたします。
新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮して、本校を会場とする学校説明会を取り止め、Zoom(ズーム)を用いてWeb上で開催することにいたしました。また、午前の部のみの開催といたします。
学校説明会申込み締め切り日につきましては、3月18日金曜日17時といたします。
web学校説明会の内容については、オープンキャンパス・学校説明会ページをご覧下さい。

清水校では、新型コロナウイルスの感染及び感染拡大を防止するため、授業や実習、寮生活などにおける活動の制限状況を、活動制限指針として公表いたします。

この活動制限指針は、今後の感染状況等に応じて、見直しを行ってまいります。

日本海事新聞 2021年(令和3年)4月6日(6面)
日本海事新聞 2021年(令和3年)4月6日(6面)

電子版にも掲載されてます。

VR学校見学を公開しました。国立清水海上技術短期大学校をVR映像や様々なコンテンツでご案内します。
船員に憧れる方に、ぜひご紹介下さい。

左右に分かれて12人で漕ぐボートです。元々は大型船が沈没した時に乗り移って避難する救命艇でした。みんなで力と呼吸を合わせて漕ぐため、体力と協調性が求められるため船員教育に有効であるとされています。船尾がすぱっと切り落とされた形状のためカッターと呼ばれています。

校内練習船「かざはや」では軽油を使っています。一般の大型船の場合は重油を使用していますが、環境負荷低減のため、LNGを燃料とする船や電気推進船などもあります。

船は水に浮いてるので、車のように急に止まったり急に曲がったりはできません。他の船も同じです。だから、見張りをきちんとして、先のことを予測して早めに操縦(操船)する必要があります。それに風や波の影響を受けることも忘れてはいけません。

面舵は右側にとる舵、取り舵は反対の左側にとる舵のことで、昔の言い方です。現在では、英語でそれぞれ「スターボード」「ポート」と言います。

授業で使用する専門教科書のほとんどは、本校が所属する海技教育機構発行のもので市販はしていません。オープンキャンパスなどの機会には展示しています。

時期などにより異なる場合もありますが、入浴時間は18:15~21:15になっています。お湯張りや清掃は当番の寮生が行います。

SCENE

シーン別