先輩からのメッセージ
私はもともと高校卒業後に4年制大学に入学したのですが、大学在籍中に自分のやりたい事が見つけられず、また船で働くという子供の頃からの夢を捨てきれなかったので大学卒業後にこの学校に入りました。
国立清水海上技術短期大学校には全国各地から色々な経歴を持った人が船乗りを目指して集まり、そこで知り合った仲間たちとは現在も機会を見つけて飲みに行くなど一生の仲間となりました。
現在は内航タンカーで一等機関士の仕事をしています。学生時代は航海士志望で入社時も甲板部の採用だったのですが、あるキッカケで機関部員として乗船してみたら案外自分の性格に合っていたようで、それからは機関士として乗船するようになりました。このように臨機応変な働き方が出来るのも在学中に航海士・機関士両方の資格が得られる国立清水海上技術短期大学校ならではのメリットだと思います。
昨今はコロナ禍で不安定な雇用情勢が続いていますが、幸いなことに内航タンカー業界は以前と変わらず生活必需品の石油製品を輸送しつづける社会的使命を担っており、将来の経済的な不安などなく仕事に集中できる環境で働くことが出来ています。まだまだ私も機関士としては日々勉強の毎日ですが、やりがいを持って働ける船乗りはとても魅力的な仕事です。みなさんもぜひ船で働きませんか?